NHKドキュメンタリー「終わらない宮崎駿」が面白かった
NHKで長編映画から“引退”したスタジオジブリの宮崎駿監督を追ったドキュメンタリー『NHKスペシャル「終わらない人 宮崎駿」』が、13日に放送されててビックリした。
テレビあまり見ないけどたまたまつけるとNHKが宮崎駿のドキュメンタリー放送しててなかなか面白かった。
あれだけの人間の普段の仕事をただ流してるだけといえばそうやけどNHKのドキュメントらしくバラエティのような無駄な装飾は一切なく
シンプルに楽しめた。
内容は短編アニメの作成に試行錯誤して最後は長編映画への野望を再び抱いた宮崎駿っていう感じだった。
製作する過程で宮崎駿でもあれだけ悩むんやね。
あれほどの巨匠やからこそあれだけ細かく悩むんかな。
で・・・その中で何故か番組は何の脈力もなく
角川代表取締役の川上さん含む陣営が宮崎駿に人口知能は絵や動画も作れるっていうプレゼンのシーンの時間を流しはじめたんやけど…
KADOKAWA陣営もビックリ?人工知能AIが作成したCGのゾンビ映像の倫理にキレた宮崎駿
角川陣営がこの日用意した人口知能が作成したという五体不満足な人間風のゾンビCGがクネクネ徘徊するという動画プレゼンを見せられた宮崎駿・・・
正直、宮崎駿さんが最新のCGをどう捉えてるのか気になったけど結果は激怒で終了(笑)
宮崎駿さん曰く毎日会うほどの仲の良い障害者の方がいて、あの動画のゾンビは障害者の方を侮辱してるという内容やった。
見てて思ったのは何で宮崎駿にゾンビなのか?っていうこと。。
そもそも宮崎駿にゾンビをプレゼンする意味がわからん
架空の人物や動物を書いてる宮崎駿さんやけど、可愛らしかったり動物に宿る生命感みたいなものを上手く描写するから角川書店の人達はゾンビやなくて他の生命体というかとりあえずゾンビ以外にするべきやったな。
私も見ながら、え、何で宮崎駿にゾンビが徘徊するCG見せてるねん(笑)って終始疑問で笑ってもたし宮崎駿さんの理由も驚きやったけどまぁ言い返せないわな説得力ありすぎて。
ある程度は宮崎駿の反応は予想できたはずやけど・・・
角川の人たちも宮崎駿のまさかの返しに呆気にとられた表情してたのが印象的だった。
でも見てる人は宮崎駿が肯定的なコメントするとは思ってる人いなかったんとちゃう?
理由はどうであれあの角川の人達がゾンビで宮崎駿からどんなコメントを期待してたんか聞きたいわ。
ドワンゴ社長の「あくまでこいうこともできるっていうことで」っていうのもわかるけどねぇ。
まぁ何でも人口知能人口知能言うてるけどそういう風潮ちょっとお腹いっぱいやわ。